2020年の「松明あかし」は無観客・関係者のみでの斎行となりました。
これ以降は2019年の情報になります。
福島県須賀川市で開催される「松明あかし」
毎年11月第2土曜日に開催されるお祭り、松明あかしの由来や日程、駐車場情報です。
松明あかしの由来
今から430年前の1589年(天正17年)戦国時代の故事に由来する。
当時の須賀川城主は女城主で二階堂盛義の後室「大乗院」(政宗の叔母)でした。
天正17年6月、伊達政宗は会津黒川城主・芦名氏を滅ぼし、その余勢をかって須賀川城攻めが画策されていました。
須賀川城内では「戦うか」、それとも「和睦するか」で、大きく揺れ動いているさなか、10月10日の夜、『家臣や領民が手に松明をともして町の東の丘、現在の十日山に集まり、決死の覚悟で城を守ることを決議し、城主の大乗院に決戦を進言しました。』
この出来事が由来となっています。
戦は壮絶で多くの兵士が討ち死に、須賀川城は落城してしまいます。
落城後は10月10日の夜に、この戦いで戦死した多くの人々の霊を弔うための行事として祭りが続けられ、現在に至るとされています。
※旧暦10月10日は新暦の11月10日で、1985年まで開催されていたが、1986年以降は現在の11月第2土曜日に開催されている。
「伯母の意に任せよ」と命じられた政宗の叔母だった須賀川城主「大乗院」はその後、仁井田~杉の目城~岩城家~佐竹家へと移り住み、最後は須賀川の地で四十二歳の生涯を閉じました。
参考 須賀川市公式ウェブサイト
「松明あかし」の日程
開催日時:2019年11月9日11:00~20:30頃
開催場所:福島県須賀川市 翠ヶ丘公園内・松明通り
日程表
交通アクセス
最寄り駅:JR[東北本線]須賀川駅
※JR須賀川駅から徒歩約15分
※会場までシャトルバス運行(片道:200円)
最寄りの高速道路IC:[東北自動車道]須賀川IC
須賀川ICより約5分
無料駐車場マップ【2030台】
①阿武隈小学校 500台 徒歩約20分
②福島病院 280台 徒歩約5分
③JA夢みなみ 本店 100台 徒歩約20分
④須賀川市武道館 50台 徒歩約15分
⑤牡丹園 1000台(シャトルバス)
⑥須賀川市文化センター 100台(シャトルバス)
有料駐車場:条件付きで無料
Ⓟ須賀川市役所 100台 約15分
※午後1時から午後9時30分まで入庫の場合、9時間無料。
※午後5時以降、地下駐車場は出庫のみとなります。
シャトルバス運行
運行時間:16:00~21:00(10分間隔)
- 須賀川市文化センター前~松明あかし会場(東部環状線):310円(片道)
- 牡丹園駐車場~松明あかし会場(東部環状線):170円(片道)
- JR須賀川駅~松明あかし会場(東部環状線):200円(片道)
空港
最寄りの空港:福島空港
※発着便:札幌/新千歳・大阪/伊丹など