長野県野沢温泉で開催される「野沢温泉道祖神祭り」
小正月に、正月飾りや締め飾りなどを焼く「どんど焼き」と呼ばれる行事、野沢温泉の道祖神祭りもその一つですが、規模の大きさから日本三大火祭りの一つに数えられています。
「野沢温泉道祖神祭り」の日程
開催日時:2021年1月15日19:00~23:00頃 開催中止
道祖神祭りの流れ(どうそじんまつり) | |
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19:00 | 火元もらい |
20:00 | たいまつ行列 |
20:30 | 火祭りの攻防戦 |
22:00 | 社殿火入れ |
・火元もらい
厄年の代表者による「火元もらい」の儀式。代々伝わる火打ち石で採火されます。
・たいまつ行列
火は、大きなたいまつに付けられ、厄年代表者らは道祖神唄を歌いながら火祭り会場へと向かいます。
<道祖神の唄>
目出度く建てた 命あるなら来年も また来年も 命あるなら来年も
唄えばつける サアてば友達良いもんだ おいとまとれば 笠の露やら涙やら
穂に穂が咲いた 升はいらない箕で計れ 夜明けにひとつ 咲いてくれろや梅の花
どんとと鳴るとこどこだ あれはお伊勢の大神楽 大神楽にほれて 行かじゃなるまいお伊勢まで
添わせておくれ 縁を結ぶの神ならば 良い娘に良い衣装着せて 袖の下から乳握る
乳ょ握らせて 乳は内緒の締め樽だ 締め樽締めて 嫁にやります来年は
若い衆頼む 露は寝笹の葉を頼む お月のように 殿さ心はまんまると
・火祭りの攻防戦
火付けは最初、祭りの主催者である野沢組総代、次に灯籠の奉納者、その次は子供たち、そして、大人の火付けとなります。
社殿正面前に燃え上がる火もとからたいまつに火を付け社殿正面へ攻撃します。火付けをするのは一般村民、それを防いで社殿を守るのが25歳の厄年、社殿の上に上がっているのは42歳厄年。
・社殿火入れ
約1時間半にわたる攻防戦の末、双方の手締めにより、社殿に火が入れられます。
次第に社殿が燃え上がり、大きな炎が空高く燃え上がり、火祭りは終わります。
燃え上がった社殿が、やがて燃え落ちるまで見逃せません。(23時すぎ)
燃え落ちた社殿は翌日まで燃えていて、翌朝餅などを焼いて食べる人がたくさんいます。ここで餅を焼いて食べると風邪を引かずに1年間健康で暮らせると言われています。
※道祖神祭り観光協会オフィシャルウェブサイトより引用抜粋
開催場所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷
道祖神火祭り会場
交通アクセス
最寄り駅:JR[北陸新幹線][飯山線]飯山駅
※飯山駅より直通バス「野沢温泉ライナー」野沢温泉まで約25分
「野沢温泉ライナー」料金:大人600円・小人300円
最寄りの高速道路IC:[上信越自動車道]豊田飯山IC
※豊田飯山ICから約30分
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野沢温泉道祖神祭り 2018年動画